【Jリーグ試合分析】2022.9.18 横浜F・マリノス VS コンサドーレ札幌

マリノス
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勝てば2位・川崎との勝点を7に広げるチャンスを迎えました。
対戦相手は、名将ペトロヴィッチ率いるコンサドーレ札幌。
札幌は、残留争いに巻き込まれていますが2連勝と調子を上げています。
札幌も攻撃的に試合を進める傾向があり、好試合が期待できます。

しかし、ピッチコンディションが最悪の状況。
台風接近にともない、大雨になってしまいました。

スタメン

両チームスタメン

マリノスは、”守備の要”エドゥアルド選手が累積警告で出場停止。
注目されていたLCBは、角田選手になりました。
そして、渡辺選手とマルコス選手を共存させる形で中盤を構成しています。

札幌は、CFの位置にシャビエル選手。
ストライカータイプの選手ではないため、偽9番のようなタスクでしょうか。

試合展開

試合開始から札幌が良いプレスとサイド攻撃を使い攻め込んできます。
マリノスは、5連戦の影響なのか選手に疲労を感じます。

札幌は、奪ってから対角線のサイドチェンジでマリノスを揺さぶりペースをつかんでいきます。
5分、左サイドでボールを受けたルーカス選手が良い形シュートを放ちますが、決めきれません。
その後もルーカス選手には何度かチャンスが訪れます。

対するマリノスも、攻め込まれながら水沼選手・ロペス選手に決定機が訪れますが決められず・・・
前半は、両チームスコアレスで終了。

後半開始からマリノスが動きます。
マルコス選手に替えてジョエル選手を投入します。
その効果もあり、後半のぺースはマリノスが握ります。

55分、永戸選手のFKからゴール前で混戦に・・・最後はロペス選手が蹴り込みネットを揺らします。
しかし、VARが介入しゴールは取り消し・・・
またしてもVARがマリノスに立ちはだかる。

その後も、仲川選手・ヤンマテウス選手・吉尾選手・レオセアラ選手を投入し果敢にゴールを目指します。
何度も決定機を創出するマリノスですが、ラストパスの選択ミス・一つ一つのプレイが雑になってしまいます。
結局、両チーム得点を奪えず0-0で試合終了。
マリノスは、ホームで痛恨のドロー。

DAZN

ペトロヴィッチVSマスカット

札幌は、良いチームだと思いました。
自分達のスタイルを持ちながら、マリノス対策を講じています。

前半は、札幌ペースでペトロヴィッチ監督の試合プランがハマります。
しかし、後半はマスカット監督が素早く修正。
0-0の試合は、それなりに見応えがあったなという印象です。

札幌の守備:GK高丘選手のミスを狙う

札幌は、マリノスのビルドアップ時は2トップ(小柏選手が1列前に出る)に変更しプレスを掛けます。
マンツーマンディフェンスに近い形で人に付きます。
この試合では、GK高丘選手にボールを持たせる選択をしています。
このことから札幌は、GK高丘選手からのボールを引掛けることを狙っていたと考えられます。

しかし、高丘選手の判断が素晴らしくマリノスにとって致命的なエラーは発生しませんでした。

札幌のビルドアップ:流動的に数的優位を作る

札幌のビルドアップは、すごく特徴的でした。
駒井選手がCB2枚の間に入り、中盤から高嶺選手がCBの位置まで下りています。
そして、3バックにカウントされている菅選手と田中選手がSBとして高い位置にポジションを取っています。
マリノスは、CBにロペス選手・マルコス選手がプレスに行きますが、3バックや可変システムで常に第一プレッシャーが数的不利になっていました。
マリノスのハイプレスが機能しづらいビルドアップでした。

マリノス対策:逆サイドへのサイドチェンジ

札幌は、マリノス対策として定番となっている対角線へのサイドチェンジを徹底的に狙っています。
マリノスはハイライン&ハイプレスです。
全体が連動し、ボールに向けて密集していきます。
札幌は、特に右サイドの金子選手へ向けてサイドチェンジが多かったです。
マリノスは、分かっていながらもチームコンセプトのため対策が取れません。
対策してマークに行ってしまうと、連動性が失われてスペースが空くためです。

マスカット監督の修正:札幌のマーカーを混乱させる

後半は、ほぼマリノスペースに試合が傾きます。
後半開始からジョエル選手が投入されたことが鍵となります。

低調なパフォーマンスも影響して、マルコス選手は交代させられました。
マルコス選手に替わって後半からトップ下に移動したのは、渡辺選手でした。

前述した通り、札幌の守備はマンツーマンディフェンスに近い守り方をしています。
前半のマルコス選手は、ライン間やロペス選手に近い位置でポジションを取っています。
前半の札幌は、ボランチの一角とCBが中央付近に位置するマルコス選手を監視しやすい状況にありました。

そこで、マスカット監督は、後半からトップ下の選手のポジション取りを変更しています。

マスカット監督の修正

トップ下の渡辺選手をボランチの位置まで下がって受けるように修正しています。

これにより、札幌のマーカーは混乱します。
マンツーマンディフェンスに近いため、誰が渡辺選手をマークするのか迷いが生じます。
マリノスのトップ下には、札幌のボランチがマークに行っていました。

しかし、後半からの修正により札幌はボランチがやすやすとマークに行けません。
渡辺選手の位置まで札幌のボランチがマークに行くと、一番危険な中央のロペス選手へのパスコースが空きます。
よって、札幌のボランチは即断即決でマークに行けません。
この一瞬の迷いの連続が後半にマリノスペースに傾いた要因です。
マスカット監督、修正お見事です!!!

DAZN

最後に:痛恨のホームドロー

ホームで勝点を落としてしまいました。
勝てば、限りなく優勝に近づくチャンスでもありました。
これで川崎は息を吹き返すでしょう・・・

優勝争いは、また混沌としてしまいました。
次は、川崎とドローを演じた名古屋とアウェイで戦います。
ホームで引き分けた以上、名古屋戦は勝利が必須になります。
ヒリヒリした展開は心臓に悪いよねw

またね٩(ˊᗜˋ*)و

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