【Jリーグ試合分析】2022.10.1 名古屋グランパスVS横浜F・マリノス

マリノス
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長かったJリーグも今節を含めて残り5試合になりました。

優勝争いは事実上、首位マリノス・2位川崎に絞られました。
マリノスは、残り5試合で勝点11ポイントを取れば自力で優勝!!!

そして、今節・名古屋戦後はホーム3連戦が待っているため優勝に向け重要なゲームとなります。

スタメン

試合展開

開始直後は、名古屋が良い立ち上がりを見せます。
名古屋は、ブロックを固めマリノスのハイラインの背後を狙います。
しかし、名古屋ペースは開始直後で終了。
マリノスが名古屋を圧倒し始めます。

前半16分、マリノスにとっては完璧な先制点が飛び出します。
GK高丘選手が起点となりロペス選手・水沼選手・永戸選手が連携します。
ロペス選手とのワンツーで永戸選手がサイドを抜け出し、低いクロス。
巧みな動きで水沼選手がPA内でスライディングシュートを決めます。

その後もマリノスは、名古屋を圧倒。
前半は、名古屋をシュート1本に抑えて完璧に近い形で前半を終えます。

後半0分、マリノスは電光石火の一撃を見舞います。
中央でロペス選手が起点となり、喜田選手が鋭い縦パス。
水沼選手が冷静に流し込み、今日2得点目。

後半45分、途中出場の仲川選手が素晴らしい動き出しでサイドを突破しクロス。
レオセアラ選手がGKを交わしてゴール。

さらに、ロスタイム。
ジョエル選手がミドルシュートを突き刺してダメ押しの4点目。
ジョエル選手は、移籍後初ゴール。

試合は、4-0でマリノスが圧勝します。
難敵・名古屋を見事に撃破し大きな勝利を手に入れました。

DAZN

ビルドアップVSプレス

名古屋の長谷川監督は、プレスからのショートカウンターを武器としています。
名古屋は、これまで30試合26得点29失点。
1試合平均1失点していない守備の堅いチームです。

しかし、マリノスが終始圧倒し、4得点と大量得点をあげました。
何故?名古屋を圧倒できたのでしょうか?

名古屋の守備:8月までのマリノスの課題を狙った

名古屋は、マリノスのビルドアップを奪って、ショートカウンターをするというの試合プランです。
マリノスCBにボールを保持させ、ボランチ(喜田選手・渡辺選手)に縦パスが入った瞬間を狙っていました。
1トップ(永井選手)・2シャドー(仙頭選手・マテウス選手)がマリノスCBの前に3枚立ち、縦パスを封じます。
さらに、ライン間にいるマルコス選手には、RCB・LCBがプレスに行きます。
このプレスは、公式戦4連敗を喫した8月までのマリノスなら有効な手段だったかもしれません。

しかし、マリノスは8月以降の試合でビルドアップの課題を解決していました。

名古屋のプレス空転:進化し続けるマリノス

上述した名古屋のプレスを空転させた要因は、ビルドアップ時のCBのポジションです。
名古屋がプレスを掛けてくる際、エドゥアルド選手が下がりながらポジションを広げます。
この立ち位置が非常に大きな効果を生みます。
エドゥアルド選手の動きでSB永戸選手へのパスコースを作り出し、SBが起点になることで名古屋のプレスを破壊することに成功しました。

さらに、システム的に名古屋WBはマリノスSBまで距離が遠いです。
そのため、永戸選手にプレスが掛かるまでに時間がかかります

結果、永戸選手は時間的余裕を持ちフリーでボールを受けられます。

エドゥアルド選手の他にも、渡辺選手が良いタイミングと立ち位置でビルドアップを助けていたりと完全に名古屋のプレスを破壊しました。

DAZN

最後に:優勝へ王手

アウェイでの名古屋戦は、見事完勝です。
難敵・名古屋をアウェイで破り最高の結果です。

さらに、2位川崎がアウェイで札幌に敗れたため勝点差を「8」に広げられました。
得失点差がマリノスは、川崎に対して「15」も上回っています。
そのため、実質勝点差「9」あります。
まさに、優勝に王手をかけました。

次節で、結果次第では優勝が決まります!!!
もうテンション上がりすぎてやばいw

しかし、次節は残留争いに巻き込まれているG大阪。
優勝争いのチームが下位相手に敗れることは珍しくないため、油断は禁物。
次節、絶対に見逃し禁止ですよ!!!
またね٩(ˊᗜˋ*)و




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