カタールワールドカップ予選の見どころ

2022年4月2日深夜に、カタールワールドカップ予選の組み合わせが決定しました。

日本は史上初ベスト8を目標に設定しています。
日本は強豪国とは言えず、トーナメント進出には予選の組み合わせが非常に重要
抽選結果で日本は・・・・・・

”ようせいの部屋”では各グループリーグを紹介し、”大本命・本命・穴・大穴”でグループリーグ突破チームを予想します。
更に注目選手を最大２名上げ、グループの注目ポイントをお話します。
強豪国の注目選手は全員とかになりそうなので、２名で我慢しますｗ

グループA：開催国危うし

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	オランダ	２大会ぶり11回目	ファン・ダイク フレンキーデヨング
本命	セネガル	2大会連続3回目	サディオ・マネ カリドゥ・クリバリ
穴	エクアドル	2大会ぶり4回目	エストゥピニャン
大穴	カタール(開催国)	初出場

大本命はオランダ。
戦力は、頭一つ飛びぬけています。
世界最高のCBファンダイクに注目です。
この選手を１対1で抜き去る選手は現れるのでしょうか？

次点でセネガルかなと思います。
セネガルは、世界最高峰のWGのマネ・実力派CBのクリバリとワールドクラスの実力者が複数人います。

エクアドルも厳しい南米予選を戦い抜いたタフな国です。

ではカタールにチャンスは無いのか・・・・・
ジンクスがどう影響するのか注目です。
ワールドカップで開催国がグループリーグを敗退した歴史は1度のみ。(2010年　南アフリカ）

グループB：イギリス対決が熱い

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	イングランド	7大会連続16回目	フォーデン ケイン
本命	ウェールズ	16大会ぶり２回目	ガレス・ベイル アーロン・ラムジー
穴	アメリカ	2大会ぶり11回目	プリシッチ ジョバンニ・レイナ
大穴	イラン	３大会連続6回目	タレミ アズムン

大本命はイングランドです。
イングランドは若い才能が多く、近い将来ワールドカップ制覇が期待されます。
注目選手は、至宝フォーデンです。
フォーデンは、技術・サッカーIQが非常に高い選手です。

本命はウェールズ。
ウェールズは、怪物ベイルやプレミアリーグに所属する選手を多数いて粒ぞろいのメンバーが揃っています。
イングランドとウェールズのイギリス対決は、本大会屈指の盛り上がりを見せるはず！！！

穴はアメリカ。
アメリカは言わずと知れたスポーツ大国で、近年サッカーも力をつけています。
アメリカがこのグループを勝ち上がる可能性は低くない。

イランは大穴です。
チャンスは十分にあります。
名門　FCポルトで得点を重ねるタリミ・ロシアで結果を残し、ドイツの名門レヴァークーゼンに引き抜かれたアズムンがいます。

熾烈な２位争いが注目です。

グループC：メッシvsレヴァンドフスキ

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	アルゼンチン	13大会連続18回目	メッシ ディ・マリア
本命	メキシコ	8大会連続17回目	ロサーノ ラウール・ヒメネス
穴	ポーランド	２大会連続9回目	レヴァンドフスキ ジエリンスキ
大穴	サウジアラビア	2大会連続6回目

大本命はメッシ率いるアルゼンチンです。
メッシは、年齢的にも今大会が最後のワールドカップになるかもしれません。
メッシは、ワールドカップを制した事がありません。
メッシのモチベーションは高いはず！！！

本命は、メキシコ。
国際大会のメキシコは伝統的に強いです。
要所にワールドクラスのタレントを擁しています。

穴はポーランド。
世界最高のCFレヴァンドフスキがいます。
今季、移籍先のバルセロナでも得点を重ねています。

メキシコとポーランドの実力は拮抗するはずです。

サウジアラビアは大変厳しい組になりました。
突破の可能性は、奇跡に近い・・・

グループD：欧州２強の突破は堅い

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	フランス	7大会連続16回目	キリアン・ムバッペ カリム・ベンゼマ
本命	デンマーク	２大会連続6回目	エリクセン クリステンセン
穴	チュニジア	2大会連続6回目	ハンニバル
大穴	オーストラリア	5大会連続6回目	マーティン・ボイル フルスティッチ

大本命はフランスです。
どのポジションを見ても世界最高峰の実力者をズラリと揃えたスーパースター軍団です。
戦力的に優勝候補筆頭です。
注目選手は、ムバッペ。
圧倒的なスピードと得点力はまさに怪物。
フランスは、攻守供に隙のないチームです。
しかし、フランスは良い時はめちゃくちゃ強く、悪い時はあっさり崩れます。
そして、今シーズン事件が起こりました。
ムバッペのレアル・マドリードへの移籍がこじれて破断。
レアル・マドリードとパリ・サンジェルマン両者に元からあった溝が拡大してしまいました。
フランスにはレアル・マドリードのメンバーが複数人います。
内紛もあり得るか・・・

本命はデンマークです。
注目選手は、エリクセン。
ユーロ2020の試合中に心停止し、生死のはざまに立たされました。
選手生命が危ぶまれましたが、順調に回復します。
エリクセンは、名門マンチェスターユナイテッドに移籍して完全復活しました。
デンマークは、その他にも欧州の主要なリーグで活躍する選手が揃い粒ぞろいです。

このグループは、フランス・デンマークの突破は堅そうです。
オーストラリア・チュニジアは、厳しい戦いになりそうです。

グループE【日本所属】：２強２弱

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	スペイン	12大会連続16回目	ペドリ アンス・ファティ
本命	ドイツ	18大会連続20回目	ノイヤー ハヴァーツ
穴	日本	7大会連続7回目	遠藤航 久保建英
大穴	コスタリカ	3大会連続6回目	ケイラー・ナバス

はっきりと言いましょう。
このグループは2強２弱です。
スペインとドイツが１位と２位を争うはずです。
スペイン・ドイツ共に、ワールドクラスをズラリと揃えた選手層・監督も大会屈指の名将です。
でも、ワールドカップは波乱が必ず起きます。それが日本では無いとは言い切れない。
サッカーはジャイアントキリングが醍醐味。

プレーオフの末に出場を決めているコスタリカも要注意です。
特にナバスは、チャンピオンズリーグ3連覇したレアルマドリードの守護神でした。
超人的な反射神経は、人間離れしています。
日本が勝てる保障はどこにもない

グループF：スター選手vsダークホース

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	ベルギー	3大会連続14回目	デブライネ クルトワ
本命	クロアチア	3大会連続6回目	モドリッチ コヴァチッチ
穴	カナダ	9大会ぶり2回目	アルフォンソ・デイビス ジョナサン・デイビット
大穴	モロッコ	2大会連続6回目	ブヌ ハキミ

大本命はベルギー。
ベルギーは、特別な才能を持った選手がいます。
特にデブライネとクルトワに注目してほしいです。
デブライネは、天才にしか見えないパスコースを見出しゴールを演出します。
GKクルトワは、世界最高のGKで安定感抜群です。

本命はクロアチア。
モドリッチ・コヴァチッチをはじめワールドクラスのタレントが複数います。
前回大会では準優勝していて、非常に粘り強く勝負強いチームです。

しかし、このグループは波乱が起きても不思議じゃありません。

今大会ダークホース筆頭のカナダに注目です。
今大会のカナダは、不気味な存在です。
アルフォンソ・デイビス・ジョナサン・デイビットなど油断できない選手がいます。

モロッコは、元日本代表監督ハリルホジッチ氏がまたしてもワールドカップ直前で解任。
しかし、選手はハキミ・ツィエクなど曲者が揃っています。

グループG：首位は決まり。熾烈な２位争いが注目

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	ブラジル	22大会連続22回目	ネイマール ヴィニシウス
本命	セルビア	2大会連続13回目	ミリンコビッチ・サビッチ ヴラホビッチ
穴	スイス	5大会連続12回目	ヤン・ゾマー ジャカ
大穴	カメルーン	2大会ぶり8回目	オナナ

大本命はブラジル。
首位突破が堅いです。
注目はネイマールとヴィニシウスをどう使い分けるのか・それとも共存か？？？
今大会のブラジルは、隙のないチームです。
ブラジルは、世界屈指のバランスの取れたチームです。

グループ最大の注目点は、セルビア・スイスの２位争い。

スイスは主要大会では手堅いチームです。
GKゾマーは、世界でも屈指の実力者です。
ブラジルも手こずる可能性は十分にあります。

そして、セルビアには注目したい選手がいます。
セリエAで大ブレイクしたヴラホビッチ。
約１００億円でフィオレンティーナからユヴェントスに移籍しました。
ワールドカップでは、必ず新世代の活躍やブレイクが起こり世界的選手が誕生します。
ヴラホビッチは、すでにサッカー界で有力な若手選手です。
ワールドカップでもその才能の片鱗を見せられるのか注目です。

グループH：クリスチアーノ・ロナウドのゴールはあるか

予想	国名	ｗカップ出場歴	注目選手
大本命	ポルトガル	6大会連続8回目	クリスチアーノ・ロナウド ベルナルド・シウバ
本命	ウルグアイ	4大会連続14回目	バルベルデ ルイス・スアレス
穴	ガーナ	2大会ぶり4回目	トーマス・パーティ ジョーダン・アイェウ
大穴	韓国	10大会連続11回目	ソンフンミン

大本命はポルトガル。
注目はやはりロナウド。
大舞台であればあるほど、ロナウドは得点を決めます。
ポルトガルはロナウドだけではなく、その他にも曲者が揃っています。
ポルトガルの鍵となる選手はベルナルド・シウバです。
プレミアリーグでも強さを見せるマンチェスターシティの中心選手です。
神出鬼没のテクニシャンが敵を攪乱します。

次点ではウルグアイです。
ウルグアイは勝負強く、経験もあり各ポジションにはワールドクラスの選手が揃っています。
注目はバルベルデ。
フィジカル・技術・精神力全てを兼ね備えた新世代のMFでサイボーグのような選手です。

ガーナ代表も各ポジションに欧州の主要なリーグでプレイしている選手も多く、決勝トーナメント進出してもおかしくはありません。

韓国は、ソンフンミンにいかにボールを渡せるかが鍵です。

グループHは、ポルトガル・ウルグアイが経験や実績からして突破が堅いと見ます。

最後に：夢の祭典が始まる

「どこのグループリーグも目が離せない」というのが印象です。
国と国が威信・プライドを賭けて戦う世界最大のスポーツイベントは今から楽しみ(^^♪

「今大会にダークホースやジャイアントキリングが起きるのか」
「新世代の台頭はあるのか」
「メッシとロナウドは、唯一足りないワールドカップを制する事ができるのか」
「スーパースター軍団、フランスは連覇できるのか」
楽しみは無限大。

最後に我らが日本代表について。
非常に厳しいグループに入ってしまいました。
日本は７大会出場していますが、これまで経験したグループリーグで一番困難な組み合わせかなと感じます。しかし、ワールドカップは波乱が必ず生まれる大会です。
スペインとドイツと真剣勝負できる機会は、日本サッカー界にとって大きな財産になるはず。
またね(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ