11月1日、森保監督からカタールワールドカップの日本代表メンバー26名が発表されました。
ワールドカップは4年に一度。
サッカー人ならば、夢の祭典。
でも、一国からは26名しか出場権利を得られない。
本当に大変なサバイバルを勝ち抜いた選手の発表である。
彼らは、プロサッカー選手だけでなくサッカーを愛する日本人、我々の代表。
では、日本を背負う26名のサムライを見ていこう!!!
登録メンバー
ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
---|---|---|
GK | 川島 永嗣 | RCストラスブール(フランス) |
GK | 権田 修一 | 清水エスパルス(日本) |
GK | シュミット・ダニエル | シントトロイデン(ベルギー) |
DF | 長友 佑都 | FC東京(日本) |
DF | 吉田 麻也 | シャルケ04(日本) |
DF | 酒井 宏樹 | 浦和レッズ(日本) |
DF | 谷口 彰悟 | 川崎フロンターレ(日本) |
DF | 山根 視来 | 川崎フロンターレ(日本) |
DF | 板倉 滉 | ボルシアMG(ドイツ) |
DF | 中山 雄太 | ハダースフィールド・タウンFC(イングランド) |
DF | 冨安 健洋 | アーセナル(イングランド) |
DF | 伊藤 洋輝 | VfBシュツットガルト(ドイツ) |
MF | 柴崎 岳 | CDレガネス(スペイン) |
MF | 遠藤 航 | VfBシュツットガルト(ドイツ) |
MF | 守田 英正 | スポルティングCP(ポルトガル) |
MF | 鎌田 大地 | アイントラハト・フランクフルト(ドイツ) |
MF | 田中 碧 | フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ) |
FW | 伊東 純也 | スタッド・ランス(フランス) |
FW | 浅野 拓磨 | VfLボーフム(ドイツ) |
FW | 南野 拓実 | ASモナコ(フランス) |
FW | 相馬 勇紀 | 名古屋グランパス(日本) |
FW | 三笘 薫 | ブライトン(イングランド) |
FW | 前田 大然 | セルティック(スコットランド) |
FW | 堂安 律 | SCフライブルク(ドイツ) |
FW | 上田 綺世 | セルクル・ブルージュKSV(ベルギー) |
FW | 久保 建英 | レアル・ソシエダ(スペイン) |
予想スタメン
日本のシステムは、中盤三角形の4-3-3と予想します。
直近のアメリカ戦・エクアドル戦で中盤三角形4-3-3を使用しています。
ワールドカップ予選でのシステムは、中盤逆三角形(遠藤選手の1アンカー)4-3-3でした。
しかし、中盤逆三角形4-3-3は、完敗したチュニジア戦以降に使用されていません。
そのため、中盤逆三角形の4-3-3はメインオプションから外れたと予想されます。
各ポジションでの選出について
今回の26名選出は、森保監督らしく大きなサプライズはありませんでした。
それでは、各ポジションの状況を軽く触れていきます。
GK:全員にスタメンの可能性がある
選手名 | 出場機会 |
---|---|
シュミット | スタメン濃厚 |
権田 | スタメン濃厚 |
川島 | サブ |
GKは、全員がスタメンでもおかしくないです。
明確な実力差はないです。
コンディションの良い選手がスタメンになるはず。
それでも、足元の技術に長け・直近の試合で活躍しているシュミット選手が一歩リードか。
CB:駒不足には陥らない選手層
選手名 | 出場機会 |
---|---|
冨安 | スタメン濃厚 |
吉田 | スタメン濃厚 |
板倉 | サブ |
谷口 | サブ |
伊藤 | オプション |
中山 | オプション |
CBは、招集メンバーで見れば6名もプレイ可能な選手がいます。
キャプテンの吉田選手・ワールドクラスの実力者である冨安選手がスタメン濃厚です。
板倉選手は、現在負傷中です。
それでも、コンディションさえ整えば吉田選手に匹敵する能力を秘めています。
谷口選手も森保監督が何度も起用しているため、問題ありません。
日本代表では、LSBとして起用される機会の多い伊藤選手・中山選手もCBで起用できます。
LSB:超ベテラン長友選手健在!
選手名 | 出場機会 |
---|---|
長友 | スタメン濃厚 |
伊藤 | サブ |
中山 | サブ |
LSBは、長友選手が一番手でしょうか。
過去の実績は、日本の中では圧倒的です。
年齢を重ねた現在も森保監督の信頼は厚く、1対1の守備は健在です。
しかし、長友選手は身長が高くないためセットプレーや空中戦対策で伊藤選手が起用される可能性もあります。
さらに、伊藤選手の本職はCB。
オプションで3バックを使用する際などに重宝されるはずです。
また、中山選手は長友選手よりも攻撃性能が高いです。
日本が得点したい場面で中山選手の投入があるかもしれません。
RSB:ウルトラC、冨安選手起用もあるか???
選手名 | 出場機会 |
---|---|
酒井 | スタメン濃厚 |
山根 | サブ |
冨安 | オプション |
RSBは、万全なら酒井選手がスタメン濃厚です。
しかし、酒井選手がコンディション不良・累積警告などで離脱した場合に不安が残ります。
サブの山根選手は、ビルドアップや攻撃性能に特徴のある選手です。
同グループのスペイン・ドイツ戦が気がかりです。
2戦ともに攻め込まれることが予想され持ち味を発揮しづらいです。
酒井選手が離脱した場合、冨安選手がSB起用される可能性ありです。
冨安選手は、アーセナルでRSBとして重宝されています。
さらに最近の試合ではLSBでも高評価を得ています。
ボランチ:遠藤選手・守田選手は鉄板
選手名 | 出場機会 |
---|---|
遠藤 | スタメン濃厚 |
守田 | スタメン濃厚 |
田中 | サブ |
柴崎 | サブ |
板倉 | オプション |
中山 | オプション |
ボランチ2枚は、間違いなく遠藤選手・守田選手がスタメンなはず。
遠藤選手のボール奪取能力・守田選手のバランス感覚はワールドクラス。
さらにボランチは、ワールドカップ予選で森保監督の信頼を掴んだ田中選手。
経験豊富な柴崎選手がいます。
懸念は、遠藤選手の離脱。
遠藤選手のボール奪取能力は、日本代表の戦術そのものです。
サブの田中選手・柴崎選手には無い特徴です。
遠藤選手が試合に出れない場合は、DFとして招集された板倉選手・中山選手の起用があるかもしれません。
トップ下:覚醒中の鎌田選手
選手名 | 出場機会 |
---|---|
鎌田 | スタメン濃厚 |
田中 | サブ |
南野 | オプション |
久保 | オプション |
トップ下は、鎌田選手が務めるでしょう。
今シーズン、リーグ戦や欧州CLで大活躍しています。
ワールドカップで鎌田選手が大爆発する可能性も低くありません。
ワールドカップ予選で大活躍した田中選手も控えています。
さらに、南野選手・久保選手も一番プレイしやすい場所がトップ下と言われています。
サムライブルーのトップ下は、盤石です。
RWG:超激戦区
選手名 | 出場機会 |
---|---|
伊東 | スタメン濃厚 |
久保 | サブ |
堂安 | サブ |
RWGは、伊東選手がスタメン濃厚です。
伊東選手は、森保監督ジャパンではエースです。
さらに今シーズンから参戦したリーグアン(フランス)でも大活躍しています。
久保選手は、今シーズンからレアル・ソシエダに加入しています。
ソシエダでは、2トップの一角としてスタメンの座を獲得。
※久保選手は、肩を脱臼しているという情報あり。
堂安選手もドイツで大活躍。
強気なプレイスタイルは、日本に得点をもたらすかもしれません。
LWG:南野vs三笘
選手名 | 出場機会 |
---|---|
南野 | スタメン濃厚 |
三笘 | スタメン濃厚 |
相馬 | オプション |
LWGは、南野選手と三笘選手のどちらがスタメンでもおかしくないです。
ただし、よりジョーカーとしてゲームの流れを変えられるのは三笘選手だと思います。
切り札としてベンチに置いておく選択も充分に理解できます。
よって、スタメンは南野選手が務める可能性の方が高いです。
なお、南野選手は、10番であり森保監督の信頼が厚いです。
一方の三笘選手は、ワールドカップ予選では救世主になりました。
三笘選手は、今シーズンからプレミアリーグに参戦。
三笘選手のドリブルは、プレミアリーグでも異彩を放っています。
チェルシー戦で、初スタメンを飾るとアシストを記録しています。
三笘選手には、世界最強のプレミアリーグでブレイクの予感が漂います。
相馬選手は、突破力と献身性が武器の選手です。
予選3戦のうち、ジョーカーとして起用される場面は高確率でやってくるはず。
CF:誰が起用されるかで森保監督の考えがわかる
選手名 | 出場機会 |
---|---|
前田 | スタメン濃厚 |
浅野 | スタメン濃厚 |
上田 | スタメン濃厚 |
CFは、誰がスタメン起用されてもおかしくないです。
前田選手は圧倒的なアスリート能力を秘め、浅野選手は森保監督の秘蔵っ子です。
そして、上田選手は身体の強さと決定力を備えた本格派ストライカーです。
その中でも、イチオシは前田選手。
前田選手の特徴と言えば、圧倒的なスピード。
攻撃時はもちろん、守備時でも大きな強みです。
圧倒的なスピードからのプレスは、ドイツ・スペインのビルドアップを破壊する可能性を秘めています。日本が強者と戦う際に最も適しているのは前田選手ではないでしょうか・・・
最後に:私たちの代表
発表は、ドキドキでしたね。
森保監督らしく大きなサプライズのない堅実なメンバー選考でした。
その中でも気になった点は、古橋選手・大迫選手・原口選手の落選でしょうか。
古橋選手は、日本代表では活きなかったという印象です。
そして、大迫選手。
日本代表では長年、エースを張ってきました。
しかし、ワールドカップ予選からヴィッセル神戸での活躍を考えると落選は予想できました。
個人的には、原口選手の落選はサプライズでした。
ボランチ・サイド起用もでき、経験とファイティングスピリットを持った選手です。
全体の編成バランスなのか。
相馬選手と天秤にかけたのか。
表に出ていないコンディション不良なのか。
森保監督のみぞ知るです。
メンバーが発表されて、もう始まるんだなと実感してきました。
初戦のドイツとの戦い楽しみ~~~
★【カタールワールドカップ】対戦国分析~ドイツ編~はこちら
またね٩(ˊᗜˋ*)و
コメント