【Jリーグ試合分析】2023.5.7 横浜F・マリノス VS 京都サンガF.C.

マリノス
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GW連戦の最終日を迎えました。

対戦相手は、京都サンガになります。
京都は、ここまでリーグ戦は下位に位置しています。
強烈なフィジカルを持っているパトリック選手を擁し、連動した組織が武器のチームです。
天候も激しい雨となり、油断はできない相手となります。

スタメン

試合展開

試合開始から京都が激しいプレスでマリノスに襲い掛かります。
しかし、マリノスは次第に京都のプレスを上手く回避していきます。

前半10分、ヤンマテウス選手のCK。
中央で京都DFと競り合った西村選手がボレーで叩き込み先制点を上げます。

その後も試合は、マリノスペースで進みます。
京都は、自慢のプレスが完全に空転。
マリノスは、次々と惜しいチャンスを迎えますが決めきれず。

前半40分、一瞬の隙を京都が突き同点ゴール。

前半は、マリノスが優位に進めましたが1-1の同点で終了。

後半も引き続きマリノスペース。

後半49分、右サイドでフリーになったヤンマテウス選手がクロス。
京都DFがクロスをクリアしきれず、まさかのオウンゴール。

さらに、後半64分。
途中出場のマルコス選手がこぼれ球をサイドで拾ってクロス。
ヤンマテウス選手が冷静に流し込み3点目。

終了間際にも水沼選手が今シーズンの初ゴールを決めます。

マリノスは4-1でGW連戦の最終日を飾りました。

空転する京都のハイプレス:3つの要因

この試合は、京都の激しいプレスをマリノスがかいくぐる構図です。
マリノスは、ハイプレスに苦戦することが多く京都戦も苦戦すると予想されました。
しかし、予想に反し前半から京都のプレスが空転。
マリノスが試合を通して圧倒しました。
その理由を探ります。

DAZN

京都のハイプレス

京都は、戦前の予想通りハイプレスを仕掛けます。

京都の基本システムは、5-4-1です。(3バックとしては、WBの立ち位置が低い)

京都のハイプレスは、マリノスCBにボールが渡ってからスタートします。
GKに対しては、積極的にプレスを掛けません。
マリノスの選手に対して、京都の選手のプレス先は下記の通りです。

  • マリノスCB(エドゥアルド選手・畠中選手)←京都サイドMF(松田選手・豊川選手)
  • マリノス下りるボランチ(ジョエル選手or渡辺選手)←京都CF(パトリック選手)
  • マリノスSB(永戸選手・松原選手)←京都WB(荒木選手・福田選手)
  • マリノストップ下・縦関係ボランチ(ジョエル選手or渡辺選手・西村選手)←京都(三沢選手・川崎選手)
  • マリノスWG(エウベル選手・ヤンマテウス選手)←京都サイドCB(井上選手・イヨハ選手)

プレスの強度は、かなり高くファウルも厭わない姿勢が印象的です。
プレス強度自体は、マリノスが今シーズン最も苦戦した札幌以上です。

京都プレス空転:3つの要因

京都のプレスが空転した理由は3つありました。
3つが要所でマリノス勝利に大きく作用しています。
3つの要因は以下の通り。

3つの要因
  • WBの立ち位置
  • 偽9番
  • パトリックのプレス
要因1.WBの立ち位置

京都が使用したシステムは、5-4-1です。
5-4-1はブロックを築く際にバランス良く人を配置できます。
5バック/3バックのシステムは、WBの振る舞いが重要です。
WBの立ち位置によって、攻守の比重が大きく変わります。


京都ハイプレス時のWBのマーク先は、マリノスのSBです。

京都のハイプレスが機能しなかった要因は、WBの立ち位置が低かったことにあります。

立ち位置が低いことで、京都WBがマリノスSBへプレスに到達するまで時間が掛かっています。
これにより、マリノスはCBがボールを持った際にSBが逃げ道になっていました。
さらに、マリノスは意図的にビルドアップ時に陣形を低くすることもあり、SBが空きやすくなります。

マリノスのSBは、永戸選手と松原選手。
二人ともにキック精度が高く、効果的にゲームをコントロールしています。

要因2.偽9番

マリノスは、ここ数試合で偽9番を使うようになりました。
京都は、マリノスの偽9番対策が間に合わなかったです。
京都は、ハイプレスを掛けます。
ハイプレスの弱点は、マークを外されたときにあります。
独りでも外れると、一気に無防備になります。
マリノスは、ビルドアップ時に常に偽9番でロペス選手がフリーになっています。。

ロペス選手が偽9番でビルドアップ時に、落ちてボールを貰いに行きます。
京都のハイプレスの方法でいくとCFにはCBがマークします。
しかし、ロペス選手は、偽9番で中盤まで下りるためCBでプレスに行けません。
偽9番の空けたスペースにトップ下・両WGが走り込むため京都CBは動けないのです。

京都は、最後まで偽9番をフリーにし続けました。
マリノスは、ハイプレスの回避先として偽9番ロペス選手が常にフリーでした。

要因3.パトリックのプレス

3つ目は、京都CFのパトリック選手のプレス。
パトリック選手は、攻撃面において絶対的な空中戦の強さを誇る選手です。
しかし、守備面に関しては・・・

パトリック選手のプレス先は、マリノスのビルドアップ時に下りるボランチの選手です。
主に渡辺選手です。
結論から言うと、パトリック選手のプレスが甘かった。
マリノスのビルドアップは、ボランチ経由することが多いです。
今シーズンここまで、対戦相手はボランチへのマークを徹底しています。

しかし、パトリック選手は、ボランチに簡単に背中を取られ起点を作られています。
時には、周囲と連動せずGKにプレスへ行ったりします。
何度も渡辺選手がフリーになっていました。

最後に:久しぶりの連勝

開幕以来の連勝を飾りました。
これで、平均勝点が2.0です。
J1は、平均勝点が2.0あれば優勝と言われています。
非常に良いペースで勝ち点を積み上げています。
現段階では、神戸・広島のみが平均勝点2.0以上です。
マリノスは、このペースを維持すればきっと逆転できると信じています!!!
またね٩(ˊᗜˋ*)و

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