ブラジルのメンバーえぐいですね。
特にドリブル突破などは、ブラジルらしく華麗でした。
観ていたら、自分も上手くなった気分ですw
今回の試合は、ブラジルのスターを堪能できた喜びと、大丈夫か!?日本と不安な要素もチラホラとありました。
色々な見どころの詰まった一戦を振り返っていきますよ~~
スタメン
- GK川島
- GKシュミット
- DF谷口
- DF山根
- DF伊藤
- MF柴崎
- MF鎌田
- MF三笘
- MF堂安
- MF久保
- FW前田
- FW上田
- GKウェベルトン
- DFチアゴ・シウバ
- DFアレックス・テレス
- MFファビーニョ
- MFブルーノ・ギマランイス
- MFダニーロ
- FWガブリエル・ジェズス
- FWガブリエル・マルティネッリ
- FWマテウス・クーニャ
- FWフィリペ・コウチーニョ
- FWリシャルリソン
普段はベンチメンバーは省くんですが、書きたかったです。
ブラジルえぐいですね。
※ブラジルCBがマルキーショスと誤表記。正しくはマルキーニョスです。
試合を振り返って
スコアは1-0で惜敗。
ちなみに失点はPKによるものでした。
メディアの中には、実質引き分けと報じているのも見ました。
しかし、試合内容を観れば大敗していてもおかしくないと感じました。
みなさんはどう思いましたか?
ブラジル戦で日本代表はまるで異次元の存在と戦った印象でした。
正直、カタールワールドカップは本当に大丈夫なのか・・・そう感じました。
森保ジャパンが最後に真の強豪と戦った試合は、2018年10月16日のウルグアイ戦以来です。
ちなみに、ワールドカップでウルグアイは優勝候補ではありません。
日本代表は強豪と試合する数が断然に少ない。
だから、課題が見過ごされてきた部分も多いと思います。
カタールワールドカップは目前です。
今までワールドカップ最終予選でアジアの国々との対戦が中心でした。
そこでは、日本代表よりも欧州の主要リーグでプレイしている選手が多い国はありませんでした。
森保ジャパンは、選手個人の能力で何とか勝利してきたけれどワールドカップ本選は違います。
カタールワールドカップは、日本の選手よりも個人の能力が高い国々と戦う必要があります。
個人の能力差を縮めるには、戦術が必要不可欠です。
勝負には、単純な実力・環境・シチュエーションのほかに運を味方につける必要があります。
戦術はそれらを味方につける確率を高めてくれる重要なツールです。
今、サッカーの最先端では大きく戦術が発展しています。
ドイツ・スペインはどうか・・・
森保ジャパンは、選手のクオリティで勝ち抜いてきた部分が大きいと思います。
今、ブラジル戦を終え選手達のクオリティで負けている相手にどう戦うか・・・改めて突きつけられたと感じました。
日本の個の強さといえば、伊東選手と三笘選手。
特に、三笘選手はオーストラリアを個の力で粉砕しました。
日本で最も個人で打開できる選手です。
しかし、真の強豪であるブラジルはミリトンという個人で三笘選手を封殺しました。
カタールワールドカップは、ブラジルクラスの強豪と短期間で2試合行います。
今からでも、戦術を改める必要があると焦っているのは”ようせい”だけじゃないはず。
強豪国のビルドアップ破壊について
強豪国を相手にした場合、日本は守勢に回ります。
ドイツ・スペインも自分達主体で試合を進めるはずです。
そうなった場合、日本が狙うべきはカウンターです。
カウンターの位置が高ければ高いほど、チャンスになる。
本選では、ドイツ・スペインのビルドアップを多くの時間みることになります。
つまり、相手からカウンターを狙うシチュエーションが多いのがビルドアップです。
日本がワールドカップ本選で重要なのは、ビルドアップを破壊してショートカウンターを狙うことです。
では、今回のブラジル戦では、相手のビルドアップに対してどう日本がアプローチしたのか確認します。
空転するプレス:日本は規則性がない
ブラジルのビルドアップです。
基本は4-4-2。
ブラジルは、ビルドアップを開始すると多くの場合に2トップの位置からネイマールが下がってきます。
ブラジルのビルドアップの基本は、こんな感じです。
日本は、恐らくプレスについて規則性がありません。
なので、ボール奪取・マーク全てがアドリブのように感じます。
つまり、日本のプレスは多くの場合に穴が生じます。
まず、ブラジルCBのミリトン・マルキーニョスがボールを保持した場合に、基本的にワントップの古橋選手がプレスします。ブラジルは数的優位になり2対1の状況のため、余裕持ってミリトン・マルキーニョスがプレイしています。そして、アンカーの脇のスペースでネイマールがボールを受けることに成功し、FKを獲得しています。
ボールの取り所が遠藤選手の脇のスペースであれば、問題ないのですが上図の状況だとそうではなさそうです。
★アンカーの脇のスペースの危険性はvsパラグアイ戦に詳しく記載してます。
では、チームとして古橋選手1人がブラジルCBを二枚見る決まりなのかというと、違います。
あるシーンでは、古橋選手+田中選手or原口選手というプレスの掛け方をします。これが不規則に行われており、統一性がありませんでした。
統一性がないため、多くの場合にピッチでブラジルの選手がフリーになり中盤は間延びをして、ネイマールを中心にブラジルの選手達が空いたスペースに侵入しています。
結果として、ズルズルと日本のDFラインが下がっていきます。
PKを取られてしまったシーンも日本DFラインが下がってしまったことによって、アクシデントが発生しやすい状況だったと振り返ることができます。
相手ビルドアップに対してのプレスは、基本的なチーム戦術ですが森保監督の事前の指示があったようには感じません。
最後に:ありがとうJFA
非常に危機感のあるゲームになってしまったと思います。
チームとしての組織も個人ありきがブラジル相手でも変わりませんでした。
ドイツ・スペインはブラジルよりも派手さはないものの、緻密な戦略を立ててくるはず。
ドイツのフリック監督・スペインのルイスエンリケ監督は名将として名高い監督です。
選手もワールドクラスとなると真っ向勝負では勝ち目がありません。
どのように勝機を見出すのか、ちゃんと策があるのか不安になる一戦でした。
このままだと3戦全敗の無得点もあり得るでしょう。
大丈夫か日本~~~
★カタールワールドカップ予選の見どころをまとめた記事もありますので、読んでくれると嬉しいです。
最後にマッチメイクしてくれたJFAの努力に感謝ですね。
ブラジルの主力選手を観れることは、子供たちをサッカーの虜にする可能性を含んでいますからね
是非とも、今後もこういった熱いマッチメイクを期待しています。
またね٩(๑´0`๑)۶