前節・湘南ベルマーレ戦で公式戦の連敗を止めたマリノス。
ここから再び勢いに乗る良い機会が訪れました。
対戦相手は、アビスパ福岡。
前回対戦時、ロペス選手が反スポーツ行為で6試合出場停止になった試合でもありました。
個人的には、ロペス選手の活躍に期待したいです
スタメン
福岡は、得点力不足が深刻です。
28試合21得点。(15試合無得点)
福岡の得点力は、1試合平均0.75得点。
複数得点は、4試合のみ。
マリノスは、先制点をあげれば高確率で勝点を得られます。
試合展開
試合は、終始マリノスペースで進みます。
福岡は5バックにして、プレスを掛けますが空転。
なかなかボールを奪えません。
マリノスは、福岡のライン間やシャドー背後を起点に多彩な攻撃を展開。
対する福岡の攻撃は、空中戦に強いファンマ選手へのロングボール。
この構図で試合は、進んでいきます。
5分、奈良選手の危険なタックルで西村選手が足首を負傷してしまいます。(西村選手は、しばらくプレイを続けますが前半途中で退きます。)
13分、マリノスは水沼選手・西村選手が中央を切り裂きロペス選手が先制点を決めます。
その後もマリノスは、圧倒的に試合を支配しますが追加点を奪えません。
後半もマリノスペースで試合は進みます。
試合途中から福岡は、外国籍選手を投入し力ずくでゴールを狙います。
対するマリノスも仲川選手・ヤンマテウス選手を投入してゴールを目指します。
しかし、試合は膠着状態になります。
結局、両者チャンスを決めきれず、前半のリードを守り切ったマリノスが1-0で勝利。
マリノスの勝利は必然:プランが甘すぎた福岡
試合結果は1-0とロースコアでした。
しかし、マリノスが大勝していてもおかしくない試合でした。
ボール支配率は、一時的に70%を超えています。
福岡は攻撃もファンマ選手へのロングボールのみで単調でした。
なぜ、これほどまでに福岡を圧倒できたのか深掘りします。
福岡のプレス:スペースを埋める守備
福岡の守備時のシステムは、5-4-1。
もしくは、ファンマ選手とボールサイド側のシャドー(クルークス選手か山岸選手)が2トップになる5-3-2で守備を固めます。
マリノスCBがボール保持をしても強くプレスにいきません。
福岡は、中央を閉めスペースを埋める守備をしています。
マリノスのライン間で攻撃の起点を作るトップ下に対しては、ボールサイド側のCBがプレスに行く設定になっていました。
福岡のプレス空転理由:連動しない最終ライン
福岡のプレスが空転した理由は、最終ラインの高さにあります。
福岡のプレスは、中盤4枚がマリノスSB・ボランチを監視します。
福岡は、ライン間に流で受けるトップ下に対して3枚のCBが飛び出して対処する設計になっていました。
しかし、福岡はMFとCBが常に間延びしライン間が広大に広がっていました。
前線がプレスに行っても、CB陣がそれに連動して最終ラインを上げないために起きている現象です。
マリノスのサッカーは、ライン間を使うのが上手い選手が多いです。
福岡のプレスは、終始連動せずマリノスは苦労しないでビルドアップを行えました。
最後に:審判への不信感が拭えない
久しぶりの連勝を飾ることができました。
現状、自分達で優勝を手繰り寄せることができるのはマリノスのみ。
1試合1試合を大切に最後までいきたい!!!
しかし、西村選手が重症の可能性がある負傷をしてしまいました。
小言を言いたい。
東京戦といい、この試合といいVARどうしたのでしょうか・・・
西村選手への奈良選手が行ったタックルは危険です。
奈良選手のスピードに乗った全体重が足首にダメージを与えていました。
極めて悪質で危険なタックルです。
選手が安全にプレイできる状況ではありません。
”ようせい”は、レッドカードを提示するべきだったと思います。
主審は、この試合をコントロールできていませんでした。
ちなみに、この試合は福岡にファウルが極めて多かったです。
福岡のファウル数は、この試合だけで22回。
2021年J1リーグの1試合当たりのファウル平均数は10回前後。
福岡は、約2倍ものファウルをしています。
主審が西村選手への悪質なタックルの際に適切な判定を行っていれば、ここまで福岡が荒れなかったはず。
最近、審判の判定によって不利益を被っている気がする・・・
公平性はどこへ????
またね٩(ˊᗜˋ*)و
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